- お米に含まれる水分は、14%前後です。下表をみていただければわかるように、お米は小麦粉や乾麺と同じくらいの水分です。とても水分を吸収しやすく、特に春から秋にかけては、気温も暖かく水濡等でカビなどが生えやすいの要注意です。
- お米をスーパー等で生鮮食品や冷蔵品などといっしょに袋にいれて持ち運ぶと、その生鮮食品からの水や冷蔵品による結露で水濡れする場合があります。持ち運ぶ時は、これら食品とは別にするのが良いでしょう。
- 雨の日のお買い物は、持ち運んでいる時、うっかり水しぶきや水滴がお米にかかる場合があります。これも要注意です。
- 台所の水回りに保管すると、流し台から飛び跳ねた水がお米にかかる場合もあります。また、流し台下などで保存すると、暖かく湿度が高いのでお米が湿気を吸収しカビが生える場合があります。
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食品名 [水分含有%] 0-10 11-20 21-30 31-40 41-50 51-60 61-70 71-80 81-90 91-100 お米 14.0% 小麦粉 14.0% 乾麺(ひやむぎ、そうめん) 12.5% 即席めん 2.0% スパゲッティ 12.0% 食パン 38.0% ご飯 60.0% かまぼこ 74.4% うどん(生) 33.5% 木綿豆腐 86.8% 納豆 59.5% 五訂日本食品標準成分表 準拠
- エアコン等の効いたお部屋で試しに、米粒を5分ほどさらして見てください。あっという間にお米の表面にひびが入ります。ひどいと割れたりします。このような状態でお米を炊飯すると、ベチャつき美味しさが半減します。開封後は密閉してご使用ください。
- 例えば、陽が差し込む窓際にお米をしばらく置いておくと、お米が熱を帯び粒がひび割れしたりします。これもご飯の美味しさが損なわれる原因になります。
- お米はとても臭いを吸着しやすい性質を持っています。活性炭が何故臭いを吸着するかを思い出してください。活性炭の無数の隙間、いわゆる穴があるからです。この穴がいろいろな臭いを閉じ込めてしまうのです。お米も同様、米粒自身が多穴質なことと、米粒と米粒の間にも隙間が多くあります。臭いの強い洗剤、ハウスケア商品、化粧品のそばに置いておくと、その臭いを吸着してしまいます。一度吸着した臭いは取り去ることができませんので要注意です。
- 特に冬場、灯油のそばなどに置いておくと、灯油の臭いを吸着する危険があります。これも要注意です。
- 風通しの良い冷暗の場所が、お米の保管に適した場所です。そうは言っても、旧日本家屋のように冷暗所はなかなか見つからないと思われます。台所でも、水廻り、火のそば、臭いの強いものから離れた、少し高めのところで保管し、ご家族が2週間~1ヶ月以内に食べきる量くらいを購入するのが、トラブルもなく美味しく食べられるコツです。
- 温暖化の傾向か、以前より米の害虫の発生する期間が伸びています。お米を食害する虫の代表は、精米ではノシメコクガ、コクヌストモドキ、玄米ではコクゾウムシです。これらの害虫は、温度が17度以上になると活動が盛んになり、産卵して25度以上になると、約2週間程度で孵化し成虫となります。夏場は虫の発生を防ぐため、2週間程度で食べきる量を購入しましょう。
- 米の害虫発生予防のために、米びつにはお米を継ぎ足さずに使いきり、その時に米びつの周りを“トントン”と軽く叩いて、なかの米粒や米粉を払い出してから次のお米を入れると良いでしょう。